登山失敗談:蓼科山編

最近、右足首のアキレス腱が痛い…

バレエのレッスンは、爪先立ちを浅めにすれば痛くないので、これまで通りレッスンを受けています。ただし登山は、万が一、山頂付近で強い痛みが出たら、下山に難儀しそうで怖いので、ちょっと登ることを我慢しています。

そんな訳で、ただ今ネタ不足による更新遅延状態です。それを解消すべく、今回は登山失敗談を記してみます。

蓼科山登山道脇の苔

目次

  • 蓼科山登山
  • 受傷
  • 下山
  • 受診
  • まとめ

蓼科山登山

それは昨年2018年の9月半ば。

なかなか天候に恵まれない時期に夏休みを取ってしまい、予定していた北アルプスでの縦走登山も、中止を余儀なくされていました。が、どこかに登りたい欲求は高いまま。天気予報とにらめっこの日々が続きましたが、唯一、蓼科山に晴れマークが付いた日があり、即、荷物を積んで車を走らせました。

蓼科山七合目登山口の鳥居

蓼科山 七合目の駐車場に車を停め、歩いて崩壊しかけのザレた登山道を登り、中腹の将軍平に到着したのは、午前11時少し前。

蓼科山荘

蓼科山は八ヶ岳連峰の最北端の山で、中腹の将軍平は、連なる他の山々へのコースが延びており、宿泊施設を備えた蓼科山荘もありました。

山頂へ至る将軍平からの登山道

ここでトイレなど小休止した後、苔むした溶岩石の大きな丸い岩がゴロゴロと重なり合う急登を経て、蓼科山頂へ到着しました。

蓼科山頂付近

受傷

無事に到着した山頂は真っ平ら。この真っ平ら+綺麗なコニーデ型(円錐形)の山容が、諏訪富士と呼ばれる所以かもしれません。

蓼科山頂

山頂は荒涼とした景色で、岩がゴロゴロしています。しかもガスガスの白い世界。当然、気をつけて歩く必要があります。

しかし、山頂に着き、気が緩んだようです。

この、気をつけねばならない場所で、本来やってはいけない行為「歩きながら何かをする」ことをやってしまいました。今回の場合のそれは、帽子の上にかけていたサングラスを顔にかけ直そうと思い、歩きながら頭に手を動かしたことです。サングラスを手にした瞬間、爪先が岩に引っかかってしまいました。あわや転倒!と言うところでしたが、咄嗟に地面についた右手のお陰で転倒に至ることはありませんでした。

が、右手のつき方が悪かった… 掌からではなく、指からついてしまったのです。

体重がダイレクトにかかったようで、薬指がとても痛い… 我慢は出来るけれど、軽く触れるだけで強烈な痛みが走る!さらに、体の芯からも言いようのない震えが起こります。

これは骨をやってしまったかも…

と言う思いが過ぎりました。

下山

予定では、山頂の蓼科ヒュッテで昼食を摂ることにしていましたが、指の痛みを考えると、これは緊急事態の可能性が高く、ご飯どころではありません。

蓼科山頂の蓼科神社奥宮

一先ず、ガスがかかった山頂を恐る恐る歩き、三角点と蓼科神社の奥宮詣を済ませ、直ぐに下山することにしました。

蓼科山頂ヒュッテ

が、下山するには、登ってきた斜度のある岩場を通過せねばなりません。

蓼科山上部から将軍平を見下ろすの図

右手薬指が不自由な身には、この岩場の下山が本当に怖かったです!登山道は数日前に雨が降った北斜面ですから、場所によっては濡れています。苔むした場所もあります。そして急坂です。極力左手を使うことで何とか岩場をこなし、将軍平へ辿り着くことができました。

蓼科山荘のお土産売り場

休憩のため、蓼科山荘に入り、挽きたて豆のコーヒーと長門牧場アイスを注文しました。

挽きたて豆のコーヒーと長門牧場アイスクリーム

体が震えるので暖かいコーヒーを飲み、冷たいアイスで右手薬指を冷やし、休憩をとりました。その後、ザレた道も注意深く歩き、15時前には七合目の駐車場へ無事戻ることができました。

受診

この日は平日でした。時間的に間に合いそうな地元の病院を調べて、そのまま直行。レントゲンを撮ってもらったところ、ポッキリな骨折は免れましたが、第2関節付近の骨にヒビが入っていることが判明しました。運悪く、整形専門の先生は翌日じゃないといないらしく、湿布を貼って貰って一旦帰宅。翌日、簡易ギプスを作ってもらうため、再通院しました。

内出血した薬指(汚くてごめんなさい)

ちなみに、翌朝の薬指は紫色に内出血しており、骨にひびが入ったことを実感しました。

簡易ギプス

整形外科の先生の話によると、全治2~3週間。痛みが無くなってきたら、簡易ギプスは外してドンドン薬指を使って良いと言われました。が、年齢のせいなのか、怪我から半年経ちましたが、動かすと薬指に痛みが未だ走ります。そして、動きも鈍いので、継続的なリハビリをしなくては、と思う今日この頃です。

まとめ

さて、今回の失敗を纏めます。

失敗内容

  • 転びかけ、咄嗟に地面についた右手薬指の骨に怪我(ひび割れ)をした

原因

  1. ながら行為:歩きながらサングラスをかけ直そうとしたこと。
  2. 転ぶ時の手のつき方:掌ではなく、指からついてしまったこと。

今後の対策・改善点

  1. ながら行為厳禁。何かする時は立ち止まって行おう。
  2. 転ぶ時は掌からつこう。

考察

対策の1も2も、頭では分かっていたことです。分かっていても、2については反射的な動作なので、咄嗟の時はなかなか出来ないこともあります。しかし、そもそもの大元の原因である1については、自分の意識次第で充分回避できることです。先ずは、ながら行為の厳禁を充分頭に叩き込むことにしました。

また、今回の記事の怪我が更なる怪我につながる場合もあります。例えば、怪我を庇うことにより、下山時に新たな事故を引き起こしてしまうなどです。新たな事故が滑落の場合、失敗談では済みません。命を左右する出来事になってしまいます。いずれにしても、山では怪我をしないよう、常に細心の注意を要さねばと、痛感させられる出来事でした。

皆さまも、怪我には充分お気をつけください。

蓼科山登山道脇のキノコ

2件のコメント

  1. 気持ち良さそうなところだなぁ…と、油断してしまうと、痛い思いをしてしまうんですね。
    気を付けないといけませんね

    1. 一瞬の気の緩みが、怪我につながってしまいました。
      油断は禁物ですね。
      怪我せず生きて帰宅するが、ここ最近の登山の目標です^ ^

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