またまた浅間山界隈へ。
今回は、池の平湿原の北東に位置する籠ノ登山に登ってきました。
目次
- 目的
- 籠ノ登山について
- 駐車場
- 登山口
- 樹林帯
- 森林限界・岩場
- 山頂・展望
- 下山
- またまた湯の丸高原にて
- まとめ
- おまけ
目的
今回の目的は次の2つです。
- 持久力・筋力アップのためのトレーニング
- 怪我した足の経過確認
1.持久力・筋力アップのためのトレーニング
こちらは、前回の池の平湿原ハイキングと同様です。
今回は標高の高さに加え、岩場や多少の急登もあることから、前回よふりも負荷が高いと思われるので、トレーニングの成果が期待されます。
2.怪我した足の経過確認
前回、池の平湿原とその外輪山を歩きましたが、怪我した足の調子は未だ未だ不安定な状態でした。
が、あれから1ヶ月経過しているので、多少なりとも快方に向かっている可能性を確認したいと思います。
籠ノ登山について
籠ノ登山は池の平湿原同様に、浅間連峰に属する山です。
東籠ノ登山・西籠ノ登山の2峰からなり、かつて火山であった名残で、山頂は石に覆われています。
三角点があるのは標高2,228mの東籠ノ登山で、隣接する水ノ塔山(みずのとやま)からの縦走路が続いているため、こちらの方が人の往来があります。
一方、標高2,212mの西籠ノ登山は一般登山道がここで途切れているため、東籠ノ登山ほど人がおらず、昼食時などは静かに過ごすことができる可能性が高いです。
駐車場
籠ノ登山登山での駐車場は、池の平湿原同様に、兎平の駐車場を利用します。
池の平湿原の記事で記しそびれましたが、駐車料金は普通車500円でした。
この駐車場には係員さんが常駐しているので、必ずご挨拶して、湿原や山の状況・花の開花状況についてお話しを聞くことにしています。
1人登山の時は、万が一に備えて、その日の予定も絡めてお話しすることにしています。
訪れた日は小学生の遠足時期のようで、私の入山直前に100人の児童が籠ノ登山に登っていると言うお話を聞き、少々ビビりながら登り始めました。
登山口
籠ノ登山の登山口は、駐車場から道を挟んだ先にある林の中です。
登山口付近には、休憩ベンチが設置されています。
また、登山口前には、豚コレラ拡大防止の為の注意書きなども設置されています。
注意事項を確認し、いざ参らん、籠ノ登山へ!
樹林帯
登山口からは、しばらくの間、樹林帯が続きます。
陽当たりが悪い場所もあることから、泥濘み箇所が幾つかありますが、大抵は板を敷くなど整備されているので、降雨時や直後でなければ足まわりが泥にまみれることもありません。
樹林帯終盤の路面は、だいぶ岩が増えてきます。
森林限界・岩場
入山後、30分程度で森林限界に至り、樹林帯は終わります。
この先は岩場になりますが、困難なコースではありません。
ただ、陽当たりが良いので、帽子や日焼け止めは必須です。
なお、振り返ると、アルプスの峰々を臨むことができ、疲れも吹き飛びます。
山頂・展望
陽当たり抜群の岩場を登ると、山頂直前で、下山し始める遠足登山の小学生達と遭遇しました。
丁度、幅広の岩場だったので、すれ違いに難儀することもなく、スムーズに山頂に至ることができました。
入山してからここまでの所要時間は、45分。
一般的なコースタイム通りです。
辿り着いた東籠ノ登山頂は石だらけ。
しかし、展望は180度のパノラマで、最高の開放感を味わうことができました。
山頂には高山植物も咲いていました。
下山
登山当初は、隣の水ノ塔山まで縦走する予定でした。
が、途中まで歩みを進めた所、樹林帯に至り、そこそこ下るような雰囲気を感じました。
ここまで、足の調子は良く、違和感を覚えることもなかったのですが、用心のため引き返し、東籠ノ登山のピークを踏むのみに留まり、下山することにしました。
下山は、足を再度怪我してしまう事への恐怖心から、岩場での下りに少々難儀しましたが、距離が短い事もあり、あっという間に樹林帯に至りました。
花の撮影もしつつ、日焼けの心配もないのでノンビリと樹林帯を歩きます。
前方から子供達の賑やかな声が聞こえてきたなぁ、と思った頃、無事に登山口に辿り着きました。
怪我なく無事に下山できて、一安心の私がいました。
なお、下りの所要時間も45分でしたが、こちらは一般的なコースタイムを10分オーバー。
岩場で足を庇いながら下山しているので、やはり時間がかかったようです。
またまた湯の丸高原にて
例によって〆のソフトクリームです。
今回はちょっと奮発して、シナノゴールドのソフトクリームを選択。
サッパリとした爽やかな酸味が、運動後の身体に染み渡り、とても美味しかったです。
まとめ
さて、目的に対しての成果は…
1.持久力・筋力アップのためのトレーニング
今回は、簡単だけれども登山をしたからなのか、数日経過したにも関わらず、身体の疲れが回復しません。
帰宅後、すぐさま着替えてバレエのレッスンに向かっているので、一見、側から見ると元気そうですが、バレエレッスンでは動きが鈍く、不調でした。
その後も鳩尾に鉛を抱えているような怠さが抜けず、あまりに疲労困憊な状態が続いているので、現時点ではトレーニングとしての成果があったとは言えない状況です。
2.怪我した足の経過確認
簡単ではあるけれど、岩場と急登という負荷をかけた割に、前回の池の平湿原ハイキング後のように、怪我した箇所が改めて痛み出すという現象は発生しませんでした。
足の怪我は、着実に快くなっているようです。
前述の体力消耗から復活できてないので、怪我が良くなっていることだけが、せめてもの救いです。
おまけ
帰りがけ、道の駅雷電くるみの里に立ち寄りました。
ここの食堂では手打ち蕎麦をいただけるのですが、いつ寄ってもザルは売れ切れ。
この日も売り切れで、仕方なく温かい天ぷら蕎麦を注文し、食しました。
店内は冷房が効きまくっているので、これはこれで美味しくいただく事ができました。
最後に、道の駅からの浅間連峰遠景。